HSPが訪問看護に向いている5つの理由

「訪問看護に興味はあるけれど、自分はHSP(Highly Sensitive Person)だから
病棟での仕事も難しいと思っている。
訪問看護はそれ以上に難しいのでは?
向いていなかったらどうしよう。」
と悩んでいませんか。
HSPの特性を持つ看護師は、繊細で感受性が豊かな反面、
職場環境や業務内容によってはストレスを感じやすいこともあります。
しかし、訪問看護では、その特性がむしろ大きな強みとなり得ます。
この記事を読むことで、HSPであることが訪問看護でどのように活かせるのかを知り、
自信を持って新しい一歩を踏み出せるようになります。
訪問看護は、患者さんに寄り添い、
その生活環境や心身の状態を丁寧に観察することが求められます。
これこそが、HSP気質の看護師の特性を生かせる仕事です。
あなたもその特性を最大限に活かし、
患者さんから信頼される訪問看護師として活躍してみませんか?
この記事を書いた人

HSPテストでは、125点中104点。
「強いHSP。かなり繊細な人、環境に良くも悪くも強く左右されます。」という結果。
看護師として一定の業務に慣れたころ(**年前)、訪問看護に興味を持って転職しました。
HSPの性質から、病棟で働くよりも訪問看護のほうが私には合っていたようです。
今年、17年目になりました。
HSPの特徴
HSP(Highly Sensitive Person)とは
アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏によって1996年に提唱された、比較的新しい概念です。4つの特徴は頭文字を取ってDOES(ダズ)と呼ばれます。
- Depth of Processing(深く考える)
- Overstimulation(刺激を過剰に受け取る)
- Emotional Response and Empathy(感情移入しやすい)
- Sensitivity to Subtleties(些細なことに気づく)
HPSであることの強み
- 相手に気を配れるので、指導に向いている
- チームの和を大事にできる
- 配慮ができるので管理職にも向いている
- 患者さんの気持ちに寄り添える
- 丁寧な対応ができ、信頼を得やすい
- まじめで努力家
HSPの弱点
- 人の目が気になる
- 同時にいくつものタスクを進行させるのが苦手
- 自分のペースでできないと効率が大変悪くなる
- 自責傾向
- 完璧主義
看護師の仕事(外来・病棟)がつらい理由

1勤務が不規則で、睡眠障害になりやすい
次の勤務にそなえて生活リズムを調整する必要があるので、
常に調整を続ける生活になってしまいます。
2頼まれたことを断るのが難しく、引き受けて仕事量が増える
自分がどう評価されるか気になるので、
断れたとしても、
「引き受けた方がよかったのでは」と悩んでしまいます。
3職場の人口密度が高い・音がうるさい
外来も病棟も、さほど広くないエリアにかなりの人数が忙しく働いている、という状況です。
看護師、事務員さん、コメディカル、患者さん、家族。
人との関わりが多いので業務以外の部分で気疲れします。
そして、アラーム音・ナースコール、人々の声、院内アナウンスなど、
常になにかしらの音がしています。
音に敏感なHSPは種類の多い音を無意識に聞き分けていることじたいが、
ストレスになっています。
4患者さんに感情移入しがち
患者さんのつらい立場や病状の不安定さに胸が痛むことがあります。
休みの日にも、心配な気持ちのまま過ごしてしまい、気分転換できないこともあります。
5責任の重い仕事、ミスが人命に直結する、という緊張
急変や緊急入院などで予定どおりにすすまないことは日常茶飯事。
自分のペースで仕事ができないというのはHSPにとってかなりストレスになります。
HSPが訪問看護に向いている理由

1.夜勤がない
生活リズムを整えやすいです。
HSPの人は感受性が高く、外部からの刺激やストレスに敏感なので、
生活リズムが整うというのは重要です。

夜勤がなくなってから、風邪をひかなくなりました
2.訪問看護は基本的にひとりで移動して看護を提供
移動時間はひとりなので、「常に周囲に人がいる」緊張感から解放されます。
3.変化に気がつきやすい、観察眼が鋭い、空気の変化に敏感である
訪問看護では大変な長所になります。
病状の観察以外にも、
生活状況や家族とのコミュニケーションに真価を発揮するでしょう。
4.共感力高めで、患者さんの気持ちに沿うコミュニケーション
患者さんは、自分の言葉を看護師がどう受け止めたか、敏感に察知します。
相手の気持ちを察することができる特性は、
1対1のコミュニケーションでは効果的にはたらくでしょう。
5.ナースコールや電話などで仕事を中断されることがない
患者さんの自宅でケアを提供しているあいだは、
その患者さんのことに集中することができます。
HSPが訪問看護に向いていない部分

まじめで、完璧主義な面をもつHSP。
自分の判断が正しかったかどうか、
次の訪問までに患者さんの状態が変化しないかどうか、
とても心配になることがあります。
病院なら次の勤務帯の看護師がみてくれますが、在宅ではそうではないからです。
でも大丈夫です。
同じステーションの上司に自分のアセスメントと実施したこと、
患者さんにどう説明したか、こまかく報告しておきましょう。
報告すれば、肩の荷はだいぶ軽くなるはずです。
患者さんに伝え忘れた、というようなこともあるかもしれません。
電話で説明すればすむことなのか、別な対応が必要なのか。
そういったこともひとりで抱え込まずに相談すればいいのです。
相談したら、「この件は上司に報告済、Aのような経過であればBをおこない、Cの経過であればDをおこなう。」と手帳に書きましょう。
書いたら、次の勤務までその件は考えないことにして、気分転換しましょう。

自分の精神衛生を健康に保つために、
楽しいことや好きなことに集中する時間が必要です。
HSPに向く職場
働き方の調整は、HSPにとって生きやすさを大きく左右します。
以下のような条件で探すと働きやすい職場を見つけることができます。
訪問看護は、HSPの繊細さや共感力を最大限に活かせる仕事です。
しかし、どの訪問看護ステーションが自分に合っているかを見極めるのは簡単ではありません。
訪問看護ステーションも、地域性や規模、オーナーの方針によって違いが大きいです。
転職サイトを活用するにしても、
スマホから登録するだけで簡単に探せるサイトもあれば、
担当者と面接してこちらの条件をじっくりヒアリングしてくれるサイトもあります。
とりあえずどんな求人があるのか確認してみたいなら前者、
面接に行く前にこまかく労働環境や条件を確認したい場合は後者がいいでしょう。
安心して次の一歩を踏み出せます。
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