G-L8C71W1DN2 フィジカルアセスメントは得意ですか
PR

ねじ子の ぐっとくる体のみかた | フィジカルアセスメントを気楽に復習できる本

ねじ子のぐっとくる体のみかた
イタドリ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

患者さんの変化を見逃してしまったのでは、と考えたことはありますか?
視診・触診・聴診のスキルは、看護師にとって必要なものです。
全身くまなく観察、と学びますが、診療科によって経験する手技に偏りがでることはあります。
頻繁におこなう技術は慣れるけど、めったに見ない技術もあります。

比較的若い看護師さんたちをみていても、
学校によって学習してきた内容に差があるように感じています。
私の学生時代には全く習っていませんでした。
現場で教えてくれる先輩がいる人は幸運ですが、そうとも限りませんよね。

学習したうえで経験を積むことが必要ですが、病棟はいつも多忙。
一から十まで教えてもらうことってほぼ不可能です。
そこで、おすすめなのがこの本です。

ねじ子の ぐっとくる体のみかた  森皆ねじ子 医学書院

ねじ子のぐっとくる体のみかた

イラストが豊富で、フィジカルアセスメントを実践的に学べます。
訪問看護や病棟でも、すぐに活かせる知識が詰まっています。
病棟でも訪問看護でも機会が多い、のど・胸部・腹部について詳しく説明されています。

頸のみかた

学生時代、「項部硬直」がテストに出ました。
事柄としては知っているけれども、実際にどのような手技で実施するのかは
当時は習いませんでした。
今はフィジカルアセスメントで教わるのでしょうか。

甲状腺やリンパ節のみかたについてもイラストでわかりやすく解説があります。
こちらも学生時代には習いませんでしたが、
リンパ節は現場で勉強しました。
日常使わなくても、できるようにしておけば役にたつ機会はあります。

胸のみかた

音源付きの教材で勉強したことがある人は多いと思います。
心音については、循環器や集中治療室でなければ、
継続して勉強する機会は少ないかもしれません。
肺については、いつも聴くような部署でないこともあるかもしれません。
忘れてしまいますよね。
必要にせまられたときの予習・復習にちょうど良いボリュームです。

腹のみかた

盲腸や帝王切開くらいは手術じゃない、と思っている人もいるので注意。口では「手術したことない」って言ってたのに、お腹を見てみたらオペスカーがー!!ってよくあることです。手を抜かず自分の目でみよう。     引用 100ページ

これと同じ経験があります。
教科書には、必ず全身を観察するようにと書いてあるんですが、
入院時も初回訪問時もやることが沢山ありすぎで、
患者さんを裸にして全身見ている時間はあんまりないです。
初回の訪問では無理でも、忘れず見るようにしています。

仕事で忙しい毎日でも、この本ならスキマ時間で学べます。
患者さんの状態の変化を感じた時に、まず自分で確認してみる手立てが増えます。
これって、とても自信につながることではないでしょうか。

ねじ子のぐっとくる体のみかた
AmazonPR
ねじ子の ぐっとくる体のみかた
ねじ子の ぐっとくる体のみかた

ABOUT ME
イタドリ
イタドリ
駆け出しブロガー
看護師になって30年以上経ちました。
僻地の有床診療所、地域の中規模病院、大学病院を経て、
訪問看護は17年目になりました。
このブログでは、看護の仕事を自分のペースで続けていけるように
有益な情報を発信していきたいと思っています。
記事URLをコピーしました